【映画感想】BLUE GIANT

BLUE GIANT : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

サックスの音が体に染みる良い映画だった。終わったとにすぐSpotifyで劇中歌ダウンロードした。GCの粗さ?ちょっと浮いてる感じがあったのは少し残念。

 

漫画が原作らしいけど未読。知り合いがよかったって言ってたから観に行った。

主人公がジャズミュージシャンを目指す映画。田舎から東京に出てバンド仲間を集めて、ラストは日本のジャズの聖地で演奏するという流れで物語は進む。

かなりテンポよく物語が進む。原作未読だからか少し置いてけぼりになった。段々気にならなくなったからよかった。

 

主人公が後にバンド仲間になるピアニストにサックスの演奏をしたところが音の波に飲み込まれるぐらいの迫力があった。正直演奏の良し悪しは分からなかったけど迫力に圧倒された。ピアニストの反応から演奏も上手いことが分かった。

主人公のバンドは最終的に3人になる。主人公、ピアニスト、ドラマー。ドラムは主人公の友達。音楽を全くやってなかったけど主人公に誘われてドラムを始めた。初心者だから演奏も下手。3人の初ライブがあるんだけど明らかにドラムが下手なのが素人が聞いても分かった。

このドラマーとピアニストが色々な壁にあいながら人としても成長していくので、昔から見てたファンみたいな気持ちになった。これ書いてて思い返すと主人公には挫折とかは特になかったなって思う。2人の成長物語的なところもあったのかな。

 

最後はバンドにとっての壁を乗り越えていく話になる。ネタバレになるのでここでは書かないが、最高だった。映画が終わってすぐにSpotifyでFIRST NOTEって劇中歌をダウンロードした。

最高のラストだったけど聞いた話によると原作とは違う話になってたらしい。元の話だとすごく消化不良になりそうだと個人的に思った。

 

話や音楽は良かっただけにGCの粗さだけは残念。楽器の演奏中にGCが使われてたんだけど正直めちゃくちゃ気になった。もし映画を5段階で評価するとしたらこのCGだけで1.5段くらいは下がる。それぐらいひどかった。

演奏中の心象風景?音を映像で表現しているところや演奏中以外の作画は良かったと思う。

 

CGには目を瞑るとしてその他の部分はかなり良かったので個人的にはかなり満足できた映画だった。

 

 

以上